空き家の賃貸オーナー必見!古民家はリノベーション向き住宅だった

高齢化社会にともない、全国で空き家の数が増えています。よくあるのは、親から家を引き継いだものの、住む人がおらず、そのままになっているというケースです。家は住む人がいなければどんどん朽ち果てていきます。また人目が届きにくいので、犯罪に使われやすくなります。そのような事態を避けるためにも、空き家をリノベーションし、賃貸物件として貸し出す方法をご提案いたします。今回はリノベーションに適している物件の条件や、リノベーションをする際のポイントなどをご紹介いたします。

 

■空き家をリノベーション賃貸にするメリット

「借り手が見つかっていないのにリノベーションをして大丈夫だろうか」賃貸オーナーならそんな不安がよぎるかもしれません。

ですがあらかじめリノベーションしておけば、借り手が見つかった時にすぐ対応できるので、貴重なタイミングを逃しません。他にも次のようなメリットがあげられます。

・資産価値が上がる

リノベーションをした家は資産価値が上がります。資産価値が高いというのは新築の家だけに限ったことではなく、地盤の固さや周辺環境、利便性、借り手にとっての住みやすさ(家の付加価値)などが総合的に判断されます。

たとえ築年数が経っている家でも、リノベーションをしている場合、安全性が高い(躯体がしっかりしている)、見た目がきれい、新しい設備が導入されているといった面が見直されるので資産価値が上がります。

・犯罪や倒壊を未然に防げる

外観から見ても、明らかに人が暮らしていない空き家だと分かれば、オーナーに無断で使おうと考える人がいるかもしれません。また家の中に保管してある家財道具が盗難に遭うことも考えられます。

管理が行き届いていない家はどんどん荒れていき、いつ倒壊してもおかしくない状態まで行き着きます。そうなると近所の方々も日々不安を与えることになるでしょう。やがて売却しようと思った時には、資産価値を低く見積もられるか、解体しなければならない状況に陥ります。

リノベーションをして賃貸物件として貸し出すことは、オーナーだけでなく周辺に住む人々や借り手の全方位に円満な結果を招きます。

 

■リノベーション向き戸建て住宅の条件

空き家といっても色々な家があり、状況によってはリノベーションよりもリフォームが適していたということもあります。保有する空き家がリノベーションに向いているか分からないときは、リフォーム会社に具体的なイメージを相談し、見積をもらいましょう。ここでご紹介できるリノベーション向きの空き家の条件は次のようになります。

①年数が古い

家は完成から20年以上経つと、いたる所に改修が必要となってきます。寿命を迎えた設備も出てくるでしょう。一つずつリフォームするよりも、まとめてリノベーションすること方がコストを安く抑えられる場合があります。希望すれば躯体部分のチェックもできるので、白アリや腐食の被害が大きくなる前に手を打つこともできます。高額な場合はローンを組むこともできますし、工事内容によっては、税金を控除してもらえるかもしれません。

➁木造軸組工法

建物の構造は「木造」「RC(鉄筋コンクリート)造」「鉄骨造」のどれかに分類されます。

日本の古い戸建て住宅の大半は木造でできており、一方マンションやアパートなど高さのある建物は、RC造や鉄骨造がほとんどです。耐震性や強度があるのはRC構造や鉄骨造ですが、リノベーションの自由度が高いのは木造です。

木造はさらに「軸組工法(在来工法)」と「2×4工法」に分けることができます。

2×4工法は2×4インチの角材に合板をはめ合わせた工法なので、間取りの変更がしづらく、リノベーション向きとはいえません。対して軸組工法は木材で骨組みをつくり、骨組みの間に「筋交い」と呼ばれる補強をかませ、金具で強度を高めます。2×4に比べて開口部が広く、リノベーションの際には間取りを変更しやすいという利点があります。

③リノベーションされていない

リノベーション済みの物件は、改修費用を含んだ価格で販売されるため、購入費用は高くつきます。

もし空き家を購入するなら、リノベーション前の物件を選びましょう。

物件購入を業者へ相談する際には、リノベーション前の物件が欲しいという旨を伝えた方がスムーズに話は進みます。

 

■空き家リノベーションのポイント

一戸建ての空き家をフルリノベーションするには、約500~1,000万円ほどの予算が必要になります。建材のグレードを良くしたり、特注品を使用したりすれば、さらに費用がかかります。賢くリノベーションするためには、お金をかける部分とかけない部分を見定めることが大切です。

・賢くリノベーションするために

家の基礎をチェックし、すでに傷んでいる箇所や、傷み始めている箇所を優先して直しましょう。加えて耐震補強をすると、リノベーション後の確定申告で減税対象になる可能性があります。リノベーション内容には、こういった減税の対象となるものがいくつかあるので、確認してみてください。

また、まだ使えそうな建材を再利用する、人目が付きにくい部分は建材のグレードを抑えるなど、リノベーション内容にメリハリをつけるようにしてみましょう。

 

■まとめ

空き家をリノベーションすることはもったいないことではありません。思っていたよりも早く借り手が見つかる場合がありますし、借り手が見つからない時は、自分の身内が暮らすこともできます。一番もったいないのは空き家のままで放っておくことです。賃貸の資産価値を上げるためにもリノベーションを検討してみませんか。